読書感想「部下を持ったら必ず読む『任せ方』の教科書」出口治明
自分で仕事を抱え込んでしまって疲れ切ってしまう癖があるので何とかヒントが欲しくて本書を手にとりました。
一番印象に残ったのは「部下の仕事が60点なら合格点を与えなければならない」「出来ている60点ではなく出来ていない40点ばかり気にしているから仕事が任せることができない」という箇所です。あぁ~~~これだ!!と思いました。思い当たるところがありまくり。
自分自身の完璧主義的な性格がまた出てしまっていることに気づきました。意識的に完璧主義をやめようと努力しているつもりですが、また出ていたようです。いけない、いけない。
部下の仕事が60点であっても部下にあれこれ注文をつけることはしないけど、内心ではその仕事ぶりに満足できていないので、ついつい自分で最後に修正したり、次回からは自分でやってしまったりしているような気がします。心からは満足できていないのが原因ですね。
こんな文章もありました。「マネージャーが『60点では満足できないから自分の力で80点以上にする』と考えてはいけない。60点で我慢する度量を持つべき。」
はい、僕の事です。度量が足りないです。お客さんに出すものが60点の出来だと申し訳ないし怖いです。。。「部下に権限と責任を持たせる」ということも書かれていたので、お客さんに出すものの場合はあらかじめ権限と責任を持たせて、それが仮に60点だと思っても最後までやり抜いてもらうということかな。
本書を読んで60点で良しとする心構えを持とうと決めました!行うは難しだろうけどまずは努力をしてみます。読んだ価値がありました。
部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない
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