グラフにしてみた:MIT博士号取得者のお給料【職業別】
前回に引き続きMIT博士号取得者のお給料についてですが、今日は職業別の情報をグラフにしてみました。
早速見てみましょう。 中央値をグラフ化してあります。
引用元はこちら
MIT Career Advising & Professional Development より
https://capd.mit.edu/sites/default/files/2019%20EDS%20Pay.pdf
経営に携わる人が1650万円で一番高い!大学院を出てすぐに経営者ということは、これはスタートアップでしょうか。それとも元々経営者だった人が大学院に通ったのでしょうか。。。その次に高いのがトレーダーやソフトウェア開発者で約1500万円(中央値)。巷にあふれるニュースで聞く話と傾向が一致しているように思います。
一方で研究者のお給料が比較的低い結果になっています。これもそうだろうなぁという感じでしょうか。ただ情報系の研究者だけ給料が高いようです。ここでも情報系は強いようですね~。
需要と供給の関係で分かりやすく給料が変わっているように感じます。人材であっても需要が高くて供給が低いと給料が高くなる傾向かな。こういうところはアメリカっぽいな~。当たり前と言えば当たり前のように感じるけど、多くの日本企業が採用してきた年功序列システムだと需給関係とは無関係に年齢で決まってしまうんですよね~。だいぶ違う。年功序列が向く業態と向かない業態があるのではないかなぁ。
次回は業界別のグラフを作ります。
MIT博士号取得者のお給料【専攻別】
MIT博士号取得者のお給料【業界別】